能代運輸の港湾秩序を乱す動きを団結の力で阻止!


7月中旬、秋田の能代運輸が、港湾秩序を乱す動きをとっているとの情報が入ってきた。そのため、全港湾は全国港湾や友誼組合と力を合わせ、抗議行動の準備に早速とりかかった。その結果、7月20日、能代運輸側より、労組側の要望に合意する旨の連絡が入り、事態は、急遽、解決となった。

〔秋田支部報告〕 
 能代運輸(株)の新規参入問題から約2年、秋田支部では業側と労組側と関係団体と連絡を取りながら能代運輸の動きを注視してきました。今回、秋田市ゴミ処理工場向けのコークス荷役を能代運輸が行うという情報を掴み、7月16日に情報の確認を行ったところ、7月21日に秋田港向浜地区でコークス荷役を行うという確実な情報を得たため東北地方の鹿糠委員長に至急連絡、急遽秋田に向かっていただき、17日に執行委員会を開催、そして同日10時30分から開催された安定化協議会秋田分科会の協議に臨みました。

 秋田分科会の中では、「コークス荷役は既存事業者の貨物である」と主張する既存事業者及び労組側と、「荷主が変わった、外航貨物から内航貨物に変わったのだから新規貨物である」という能代運輸との主張がぶつかりあい、秋田分科会は一時大紛糾となりました。

 午後からは秋田市役所に出向き関係各課を訪問し、港湾の秩序安定の説明及び申し入れ等の行動を行いました。
 19日には、全国港湾の伊藤副委員長(全港湾委員長)、鈴木副委員長とともに能代運輸の本社(能代市)に出向き話し合いを行いましたが、営業ベースの話のみで、我々が主張する港湾の秩序・雇用問題にまったく触れようとしない能代運輸に対し、コークス荷役予定日の21日に抗議行動を行うと伝え、話し合いは物別れに終わりました。

 20日には、既存業者と労組側の打ち合わせを行い、労組側の要望が聞き入れられなければ21日の抗議行動を実施するとし、業側に能代運輸の説得を強く求めて打ち合わせを終了、決起集会・抗議行動の準備に取り掛かりました。
 ところが、準備の最中「業側3社で16時から再度協議する」との連絡が入り、事態を見守りつつも準備を継続しました。
 すると、17時40分頃、「能代運輸が、労組側の要望に合意した」との連絡が入り、21日の抗議行動は解除することになりました。7月20日の18時より、秋田海陸(株)本社休憩所内で予定していた決起集会「港湾の秩序維持、港湾労働者の雇用と職域を守る緊急集会」は勝利報告集会に変わり、総勢120名参加のもとで開催をしました。改めて団結の力を再確認したところです。港湾労働者の雇用の確保と港湾労働の安定化を図る旨の確認書(仮)も交わすことができました。