機関紙「港湾労働」
全港湾が発行する機関紙をPDFファイルにて掲載しております。
過去の内容もご覧いただけます。
私たちの活動情報をより詳しくしていただくために是非ご覧ください。
全港湾は、港湾、トラック、倉庫、関連企業などに働く仲間が
集まった海陸一貫輸送をになう産業別労働組合です。
平和フォーラム2024年ピーススクール開催
全日本港湾労働組合関東地方横浜支部青年部長 村山善重
10/18〜20まで東京都千代田区神保町にある日本教育会館で開催された平和フォーラム 2024ピーススクールに参加してきました、まずは自己紹介に始まり様々な職種の方々が集まっており全港湾以外の労組の方と交流できた貴重な場でした。
1日目の山岸素子さん(移住連事務局長)の人権問題についての講義では日本は非常に難民移民に対して閉鎖的な国である事が分かりました本庄未佳さん(岩手大学教授)の憲法についての講義では憲法に基づき法律、条例があり、政府が都合よく憲法改憲を議論している事自体が権限を越えているものだと知りました。
2日目の安田浩一さん(ジャーナリスト)の人権問題総論の講義ではデマや印象操作に流される危険性を知りました在日外国人が増えた事によって治安が悪化してるかなような間違った情報やSNS上では外国人の横暴な暮らしぶりなど根拠のない作り話が真実の様に語られている事、差別をするために市民が団結し堂々とヘイトスピーチを叫び行進する様子や道路の使用許可を出し警備する警察官を見て個人のみならず行政までも加担している事に日本人として非常に恥ずかしくなりました。内田雅敏さん(弁護士)の講義では靖国問題について知りました。
個人的に靖国神社を参拝した事があり戦没者を追悼する事に疑問を持った事はなかったのですが靖国神社の都合良い宗教理念や展示物の解説もそれは大義であったかの様な紹介がされている事を知り、過去の日本が国際社会から孤立していき戦争した過ちを再び繰り返しかねないその思想がまだそこにはあり国が根本からはまだ変われてない様に感じました。
3日目は谷雅志さん(平和フォーラム事務局長)の原水禁課題総論について講義を受けました日本は被爆国でありながら核兵器禁止条約に署名せず核保有国と非核保有国の橋渡し役という表現でどっちつかずの姿勢をとっている日本政府を情けなく思いました。
その後それぞれのテーマについてディベートする時間では自分の主張を時間内にまとめて話す事の難しさが勉強になりました。
今回講演して頂いた先生方とこの会で出会った他労組の皆様からは多くの事を学ばせて頂き大変貴重な時間となりました学ぶ姿勢と自らの考えを言える発言力などまだまだ自分の至らないてんがある事を深く感じましたこれからも勉強と交流を大事にして全港湾という組織で少しでも誰かのために何ができるか模索して頑張ります。