より安全で安心な物流環境を目指して

全港湾は、港湾、トラック、倉庫、関連企業などに働く仲間が
集まった海陸一貫輸送をになう産業別労働組合です。

活動最新ニュース

2026年 新年あいさつ

新年あけましておめでとうございます。

 全国の組合員並びにご家族の皆様におかれましては、お健やかに新年を迎えられたことと謹んでお慶び申し上げます。

 

旧年、2025年を振り返れば、年明けの1月に日向灘を震源地とするマグニチュード6.6の震度5弱を記録する地震が発生し、今年もまた大規模な自然災害からはじまるのかとの思いとなりました。また、常に危惧される「南海トラフ巨大地震」の臨時情報が気象庁より発せられ、前触れ兆候なのか?と、とても心配な年明けとなりました。翌日には臨時情報の調査終了となり少しの安心がもたらされました。その他にも2月の岩手県の林野火災や6月より始まり9月過ぎまでのトカラ列島近海の群発地震や7月のカムチャッカ半島付近の巨大地震にともなう津波警報の発令による避難指示、11月の三陸沖地震にともなう避難指示等がありました。

そして、年の瀬の12月8日深夜に青森県東方沖を震源地とするマグニチュード7.6の大きな地震が発生し八戸市では震度6強が観測されました、北海道地方や東北地方の組合員には深刻な被害や被災された方はいないとの報告がされていますが、八戸港では岸壁を含む港湾施設に深刻な被害が出ているとのことです。今後、早急な復旧が求められるところです、東北地方本部は地元行政へ、中央本部は国交省・厚労省などの中央行政へ早期の復旧・復興の要請の申入れを行うなど取り組みすすめています。

一年を通して全国各地での地震や林野火災などの自然災害が有りました。被災をされた方々や避難を余儀なくされた方々には心からお見舞いを申し上げます。

7月に行われた参議院選挙では一昨年の衆議院選挙と同様に自・公連立政権が過半数を割りこみ衆参両院において少数与党となりました。政治と金の問題で公明党が連立政権から離脱するなど、賃金の改善が図られず物価高騰に苦しむ国民を置き去りにして政争が繰り返されることとなりました。結果、自民党は同じく改憲派の維新の会と新たな連立を組むこととなり、自・維連立として高市政権が誕生しました。10月に召集された臨時国会で高市首相は台湾有事について「存立危機事態」となりうると答弁して中国から猛反発される結果となっています。歴代政権では明確にはされていなかった課題であるとされています。超タカ派と自他ともに認める高市政権を注視し警戒をしなければなりません。

特に私たちの港湾においては「特定利用空港・港湾」政策による港湾の軍事利用を目的としていることが明確な自衛隊による荷役訓練の実施が表向きは災害対応と称して商業港湾にて行われています。九州では事前に届け出の無いミサイルの荷役が実施されました。なし崩し的に強行にすすめられる「戦争をする為の準備」を何としても阻止しなければなりません、我々の職場である港湾を軍事利用させない取り組みが求められます。港湾労働者は戦争の被害者にも加害者にもならないと決意するところです。

国民生活を苦しめる物価高騰の元々は自民党政権が1985年のプラザ合意以降から行ったデフレ政策によるものです、日本の大企業を守る為に労働者の賃金の抑制と非正規労働などのカジュアル労働の推進と規制緩和政策の結果です。そして、昨年では令和の米騒動などと言われていますが、これもまた自民党政権の農業行政施策の失敗の表れです。これまでの自民党を中心とする政権を引き継ぐ自・維高市政権に任せていても賃金や労働条件は向上しないことは明確であります、国民の生活はますます苦しくなるばかりです。失われた30年以上・奪われた30年以上を取り戻さなければなりません。世界に取り残された現在の国民生活を向上させることはもちろんのこと、将来の日本国民の為にしっかりと修正した日本社会としなければなりません。

本年は戦後81年、戦後とともにある全港湾は結成80周年を迎えます。平和を希求し、労働者の為にたたかう労働運動を継承し続けます。

本年は午年です60年ぶりの「丙午」の年となります、午年の特徴は「行動力」「社交性」「情熱とエネルギー」「冒険心」「調和と協力」とあります。私は年男です、まさに60年前の丙午年の生まれです。

全港湾労働運動も調和と協力の「団結力」と情熱とエネルギー・冒険心をもった「行動力」を発揮して、すべての産業で働く仲間と「社交性」をもって共闘を強化して、例年と同様の決意をもってたたかいます。全港湾の要求が実現したとき国民の利益となると確信を持ちます。全国の全港湾組合員のさらなる団結をお願い致します。

組合員とご家族の皆様が平和に健やかに過ごせる一年となりますことを心から願いますとともに全港湾労働運動を精一杯に取り組むことを誓い、新年のあいさつとします。今年もよろしくお願い致します。

 

中央執行委員長 鈴木誠一

機関紙「港湾労働」

機関紙「港湾労働」

全港湾が発行する機関紙をPDFファイルにて掲載しております。
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