中央執行委員長あいさつ

  中央執行委員長 真島勝重

 

沖縄で開催されました第89回定期全国大会で中央執行委員長に選任されました真島勝重です。全港湾の輝かしい歴史を継承するとともに、強化発展をはかりながら魅力ある労働組合であり続けるべく、努力していく所存であります。

私の持論ですが、野球やゴルフなど好きなものが一緒の人々が集まるところは同好会であり、嫌いなもの、納得できないものが一致する人々が結集するところが労働組合であると考えています。賃金が低すぎる、長時間労働だ、社会保障が悪すぎる、戦争は嫌だ、将来が不安だ等の多くの課題を組合員全員で共有し、それらを改善するために一歩でも前進させていく、そのために中央執行委員長は常に先頭に立って労働運動を行わなければなりません。

私は、ファーストペンギンになります。しかし、2年間の運動方針を実践していくためには、私一人では何もできないことも事実です。方針を前進するために、支部執行委員会で議論し方向性を集約する、地方執行委員会で議論し集約する、中央執行委員会でその意見をもとに決定していく。全港湾のもっとも良い点は大衆討議によって方向性を決定する、その情報を組合員みんなで共有する。今、第一義に行うべきは何か、みんなで考え、みんなで結論を導いていく、そんな全港湾を私は継承していきたいと考えています。

今日の労働組合は、非常に厳しい局面を向かえています。全港湾に限らず、また、港湾・トラック労働者に限らず、多くの労働者が疲弊しています。この現状を打破するために、今こそ労働者の団結が求められています。

労働運動とは、労働者が自らの待遇や社会的地位等の維持・向上を目的に、雇用主である企業・団体や公権力に対して、団体で主張・行動をおこなう社会運動をさすと辞典に記載してありました。残念ながら、昨今、この行動、すなわち同盟罷業を決行できる労働組合が少数派となっています。私たち全港湾は決してぶれることなく、自信と誇りを持って真の労働運動を突き進み、企業の枠を超えた産別労働運動を強化していかなければなりません。

そのためには、組織を強化し、拡大していくことが最重要課題であります。私自身が裸の王様にならぬよう、組合員の意見を率直に受けとめていきます。そして、時には行動し、その結果に反省すべき点は反省しますが、後悔はしない、そんな労働運動に邁進していきます。

就任の挨拶にあたり、最後に「花、無心にして蝶を招き 蝶、無心にして花を尋ぬ 良寛」共に労働運動を前進しましょう!

2018年9月13日