2004年春闘アッピール「生活できる賃金、人間らしい労働を求め04春闘をたたかおう」

2004年1月
全日本港湾労働組合
全日本建設運輸連帯労働組合
全国一般労働組合全国協議会

われわれは、04春闘の先頭に立ってたたかい、中小企業労働者・非正規雇用労働者に04春闘に共に立ち上がることを呼びかける。
2004年春闘アッピール

生活できる賃金、人間らしい労働を求め04春闘をたたかおう

 日本経団連は、経済のグローバル化の中、競争に打ち勝つためにさらなるリストラと総額人件費抑制が必要とし「定期昇給の撤廃、賃下げもありうる」と春闘対策を打ち出した。
 小泉首相の新自由主義路線にもとづく大企業優遇、弱者切り捨て政策により、年金、医療、介護保険の負担増に加え、配偶者特別控除の廃止をはじめとする増税が生活を直撃している。中小企業労働者・非正規雇用労働者の年収は連続して前年を下回っている。ここ数年満足な賃上げもない私たちにとって、04春闘で、「生活できる賃金」を求めたたかう以外道はない。
 リストラの急激な進行の中で、休みも取れず(有給休暇消化率は過去最低の48.1%)、残業時間は増え、しかも圧倒的にサービス残業である。毎日100人もの自殺者が出る。うつ病など精神的疾患が増大している。こんな非人間的働き方が強制されている。また、委託、委任、請負など労働者性を否定された働き方が増えている。人間らしく安全で健康に働ける職場を求める声が充満している。

自衛隊のイラク派兵阻止、憲法改悪反対のたたかいに取組もう
 遂に自衛隊が、戦場ヘ派遣された。今日のイラク全土が「戦場」であることは、米軍現地司令官が認めている。にもかかわらず、ブッシュのイラク侵略と軍事占領への協力が「国益だ」「武器の使用は武力の行使ではない」と小泉首相は強弁する。自衛隊員が殺される危険、殺される前に殺す事態の発生が予見されている。
 死ぬな、殺すな、戻って来い!自衛隊のイラク派兵阻止のたたかいは、04年春の最大の課題だ。
 同時に、戦後半世紀を越えて守られてきた平和憲法が音を立てて崩されようとしている。政府・自民党は、自衛隊海外派兵強行により実質的に憲法9条を否定し、05年には憲法改悪案を発表、本格的改憲攻撃に踏み込んできた。平和憲法の危機を、すべての労働者が立ちあがり、ストライキを含めて抗議のたたかいを繰り広げよう。

中小企業労働者・非正規雇用労働者は04春闘で大きく声を上げよう
 戦争と弱者切捨ての政治にはもう我慢がならない。政治を根本的に転換させるために小泉自民党政府打倒の声を上げよう。中小企業労働者・非正規雇用労働者は、生活防衛と平和を求め、声をあげ、要求にし、政府と経営者にぶつけよう。1人1人では弱くても、地域で、全国で力を寄せ合い、共同で行動を起せば、大きな前進を勝ち取ることが出来る。
 われわれは、04春闘の先頭に立ってたたかい、中小企業労働者・非正規雇用労働者に04春闘に共に立ち上がることを呼びかける。
 怒りの声を上げよう!一緒にたたかおう!

2004年1月