ブリスベン港自動化をめぐる争議

 ITFは、港湾ターミナルオペレーターのドバイ・ポート・ワールド(DPW)社の自動化(オートメーション)計画で大規模な人員削減、外注、労働条件の切下げに直面しているブリスベン港の労働者に連帯を表明するよう、加盟組織に要請している。
 ITF港湾部会は既に現場の労働者に支援文を送っているが、争議がエスカレートする中で、加盟組織にも同様の行動を取ることを要請するに至った。
 オーストラリア海事組合(MUA)は現在、「ひどく乱暴な」自動化計画をめぐり、DPWと交渉中だ。MUAは、ブリスベン港の近隣ターミナルにサードオペレーターとして参入したハッチソン社とは、オペレーションの自動化について実行可能な協約を締結できているため、DPWの対応には驚愕するとしている。
 ITFのシャロン・ジェームズ港湾部長は、MUAに宛てた支援文の中で、「多くの国の労働組合の経験から言えることは、新技術の導入に際しては、使用者側が組合に建設的に関与することが双方の利益になるということだ。MUAはハッチソン社とは自動化の導入に関して適正かつ実行可能な合意に達することができた。このことを考えれば、DPWのやり方の背後にある動機に疑念を抱かざるを得ない」と述べた。さらに、
「ITF港湾部会が味方についているとブリスベンの仲間に伝えてほしい。組合弱体化の手段として自動化を利用することは許さない。しかるべき時が来れば、この偉大なるITFファミリーの支援を動員する」と述べた。
 ブリスベン港の労働者への連帯支援文の送付は、次のサイトで。
http://www.itfglobal.org/solidarity/Brisbane-wharfies.cfm/letter/101/
(2013年3月5日)