港湾自動化会議「今最も論争を呼んでいる問題」を議論

 世界中の港湾労組が4月の末にシドニーに集い、ITFのパディ・クラムリン会長が「港湾産業で今も最も大きな論争を呼んでいる問題」と呼ぶ問題を議論する予定だ。クラムリン会長が全国書記長を務めるオーストラリア海事組合(MUA)は現在、港湾運営会社のパトリック社と同社が計画するシドニーのボタニー港の大幅な自動化をめぐり、深刻な争議に突入している。労働組合との交渉や協議なく自動化が押し付けられることがあってはならない、また、自動化が人員削減の機会として利用されることがあってはならない、というのがITFの立場だ。
 ITF港湾部会のシャロン・ジェームズ部長は、「港湾労組は未来を恐れているわけではない。労働者も地域社会も会社と同じように自動化から利害を受ける。シドニーの会議では、自動化がもたらす課題と機会にどう向き合うべきかを議論し、自動化の平等な恩恵を労働者も得ることができ、職場への新技術導入に対して社会的に正しいアプローチが取れるように担保する戦略を練ることになる。自動化が労働組合潰しや組合弱体化の手段として利用されることは断固阻止する決意でいる」
会議の参加者は、オランダのロッテルダム港など、既に自動化が導入されている港湾の経験談を聞くことになる。この会議を通じ、また加盟組合からの意見やフィードバックをもとに、ITFは港湾自動化問題への一貫したアプローチを取ることができ、加盟組合はそれを各国や各地域の事情に照らして適用することができるようになることが期待される。
(2013年3月14日)


ニューヨーク港の労働者、暫定合意に達する

 ITFはニューヨーク港の労働者が向こう半年間の暫定労働協約を締結したとのニュースを受け、警戒しつつも楽観視している。
 ITFに加盟する米東海岸港湾労組(ILA)は、ニューヨークとニュージャージーの港湾労働者を代表しており、この数カ月間、ニューヨーク船主協会と地域協約をめぐる交渉を重ねてきたが、このほど、内容的には今後も微調整が必要ではあるが、労働規則やその他の問題で労使が地域合意に至った。
 このニューヨーク港の合意書は、現在、ILAと船主、港湾ターミナル運営会社、港湾局などの海運関係使用者連合が行っている、より包括的な一連の交渉の一部をなす可能性がある点で重要だ。この数カ月間、港湾労働者を対象とした基本協約を新たに締結することをめぐり、労使が緊張を伴う中央交渉を行ってきた。一時はILA がスト実施の可能性に言及するまで事態が緊迫したが、先月、最終的に暫定的な賃金・労働条件の基本協約に合意することができた。間もなくフロリダで暫定基本協約の調印が行われる予定だ。
 包括的な基本協約の成功は、ILAが組織する東海岸とメキシコ湾岸にある全15港で、ニューヨークで実現したような地域協約を締結できるかにかかっている。
 ILAのハロルド・J・ダゲット委員長は、「基本協約はまだ絶対的なものではないが、厳しい交渉の末、理想にかなり近づくことができた。基本協約が間もなく調印されるに至るため、これからは全ての港湾労働者が個々の港で抱える懸案事項にきちんと対応していくことに集中できる。事情は港ごとに異なるため、地域協約はそうした違いを反映したものにしなければならない」と述べた。 
(2013年3月14日)


第16回青年対策交流会議に参加して

第16回青年対策交流会議に参加して

四国地方新居浜支部 岡田 行弘

 2月16日から18日の3日間、徳島県で行なわれた青年対策交流会議に参加させていただきました。
 初日は、長尾委員長より三島川之江港の指定港化問題についてお話がありました。安い荷役料金で他の港湾の貨物を取り、そして正規の人数よりも少ない港湾労働者を配置、長時間労働また低賃金といった様々な問題点があるというお話を聞きました。地元愛媛県にこのような問題があってはいけない、一日でも早く指定港になるようにみんなで力を合わせて頑張っていきたいです。
 2日目は午後から組織拡大、組織強化、組織のコミュニケーションと運営という内容で分散会を行いました。現在全国の青年部の若い組合員数の減少、それと組合活動への関心の低さを知りました。このままでは5年、10年先がわからないなどといった話も出ました。ぼくらの班では組織拡大ではビラ配りをしたりインターネット、フェイスブックなどを使いアピールする。組織強化では若い組合員にも交流会などに参加してもらったり支部で学習会などをする。といった話で決まりました。
 今回、初めて青年対策交流会議に参加させてもらい色々な事を学び勉強する事ができました。ありがとうございました。

第16回青年対策交流会議に参加して

四国地方香川県支部 佐野 純也

 第16回青年対策交流会議が平成25年2月16日から18日まで徳島で、開催されました。16日は、四国地本の長尾委員長に三島川之江港指定港問題の講演と北野静雄さんに丸久闘争について講演していただきました。三島川之江港では、非指定港をいいことに港湾労働者を低賃金で雇い、労災隠しの強要などをさせる、まさに人権を無視した働かせ方をしている事を知りショックを受けました。少しずつは、前進しているようですが、一刻も早く指定港になるようにして欲しいと思いました。
 丸久闘争の会社側は、本人の過失ばかりを責めてくるが、長時間労働をさせたりして心身ともに疲れて集中力の低下を引き起こしたと思います。
 17日は、河村洋二さんにユニオン分会の実態と労働相談の実際の講演と中央本部の松本書記長に地方港の実情の講演と昼からは、分散会がありました。
 ユニオン分会の取り組みと労働相談では、解雇、残業不払い、セクハラ、パワハラなどで悩んでいる人がうつ病になるほど悩み相談に来る人が年々増加していると聞き労働条件が厳しくなっている事がわかった。
 地方港の実情では、現在の経済不況により地方港は、一段と厳しくなってきた現状を感じました。分散会では、組織拡大と組織強化と組織のコミュニケーションと運営の議題で話し合いました。組織拡大では、一人でも多くの人に知ってもらうためにビラやティッシュなどを配ったりインターネットなどを使って宣伝したらいいのではないかと言う意見がでました。組織強化では、組合員同士の繋がりが大事という意見が出ました。組織のコミュニケーションと運営では、ボウリング大会や飲み会などを開いて組合員同士の交流などをしたらよいのではないかという意見がでました。
 18日は、鈴木圭子さんにJAL不当解雇撤回闘争報告・支援要請闘争団原告の講演をしていただきました。JAL不当解雇撤回闘争報告では、不当解雇をしたのにもかかわらず会社側は、人が足りないという理由で新規採用を採るが組合員だった元社員は、採らないという差別をする事はおかしいと思った。今回、青年対策交流会議に、参加して新規採用者や女性などがもっと参加しやすい組合づくりができればいいと思いました。

第16回青年対策交流会議に参加して

四国地本松山支部 石田 慎太郎

 2013年2月16日から2月18日までの3日間、徳島県で開催された全国青年対策交流会議に参加させていただきました。
 2月16日は四国地本長尾委員長から三島・川之江港指定港問題についてお話ししていただきました。続いてユニオンセンターの北野さんを講師に迎え丸久闘争について講義をしていただきました。自分たちの身近で起こっている重要な問題を全国の青年部の仲間に知ってもらう事が出来たのでよかったです。
 2日目は講師の河村さんからユニオン分会の実態と労働相談についてのお話しをしていただきました。続いて中央本部松本書記長から地方港の実情についてお話ししていただきました。今までの闘争のお話しを聞かせてもらい闘う労働組合の大切さを感じました。
 午後からは各班に分かれて分散会を行いました。組織拡大、組織強化など難しい議題でしたが各地本のみなさんと色々なお話しをさせてもらい、議題についてだけでなく各地本での問題や活動内容も知る事が出来てとても勉強になりました。
 今回初めて青年対策交流会議に参加させていただきましたが、全国の仲間との交流を深める事が出来て有意義な3日間を過ごす事が出来ました。今後も同世代の仲間達との交流を大切にし自分のスキルアップに繋げていきたいと思います。参加させていただきありがとうございました。

第16回青年対策交流会議に参加して

四国地本松山支部 住田 良人

2013年2月16日から18日に地元、四国の徳島県で開催された第16回青年対策交流会議のほうに参加してきました。全国から青年部員68名、中央本部より伊藤委員長、鈴木中執、小柳中執の3名の方々が参加してくれました。
 初日は四国地本の長尾委員長に三島川之江港の指定港問題について話してもらいました。
今回、学習している中で指定港の変遷(歴史)について学び一港としてあった港が何港かまとめられて減っていたという事や、昭和50年8月10日を最後にそれ以降は指定港の追加がない事を知る事ができました。三島川之江港のことは地元の問題として何回も聞いていたのですが、指定港化されていないために隣接港への影響が出ている事を改めて知り少しでも早くこの問題は解決すべきだと思いました。
 次にユニオンセンターの北野静雄さんを講師に招き、丸久闘争についての経過報告の聞かせていただきました。今回、北野さんのお話を聞いて丸久と言う会社が丸久分会の奥村組合員にどれだけ無茶苦茶な労働をさせていたのか具体的に知り、そしてその話しを聞いていると自分の事のように憤りを感じ、このような事をしている丸久と言う会社を許してはいけないと思いました。
 初日はこの2つの課題で勉強会のほうは終了し、夕食懇親会にて全国の青年部のみんなと親交を深めました。
 2日目はユニオンセンターの河村洋二さんを講師にユニオン分会の実態について聞かせていただきました。ユニオン分会については四国以外の青年部のみんなも興味を持って聞いていてくれたと感じました。そして、次に中央本部の松本書記長に地方港の実情について教えてもらいました。その話しの中で六代港と地方港の組織の実態やとりまく環境、全港湾としての産別の意義、規制緩和、新規参入に対する戦い、地方港と組織拡大について今まで以上に少しは理解できました。
 午後からは7班に別れて組織拡大、組織強化、組織のコミュニケーションと運営の三つを議題に青年部で分散会を行いました。
 最終日はJALの闘争団原告、鈴木圭子さんの闘争報告を聞かせていただきその後、前日の分散会で議論した内容の各班のまとめの発表を行いました。
各班のまとめを聞いていて思ったのはやはり同世代の青年部だから同じように考えているんだと感じました。組織拡大、組織強化については全班がインターネットを利用して新しい事に挑戦していきながら今までの事も継続していくべきだと言う内容でした。組織のコミュニケーションについてはやはりどの班も積極的に交流の場に参加し、上の人間との繋がりを大事にすると言う内容でした。自分もやはり同じようにそう感じました。今回、地元開催と言うのもあってとても緊張し疲れました。しかし、それ以上に充実し、いろんな事を学べた3日間だったと思います。
 今回、学んだ事を支部の仲間に伝え今まで以上に全国の青年部のみんなと協力して頑張って行きたいと思います。全国の青年部のみなさま3日間、本当にお疲れ様でした。


第16回青年対策交流会議に参加して

第16回青年対策交流会議に参加して

四国地方高知支部 坂嵜 進

 2013年2月16日~18日に、徳島県にて開催された第16回青年対策交流会議に初めて参加しました。
 初日は、四国開催という事で四国地本長尾委員長を講師に三島川之江港の指定港問題についてお話しいただきました。飛躍的にコンテナ量を伸ばしている三島川之江港は隣接する各地方の港の荷物を奪い取ろうという勢いで、低賃金で働かせている労働者も労災隠しなどを強いられている状況を聞き指定港を目指しこれからも闘っていこうと思いました。
 2日目は、ユニオン分会の講師の川村洋二氏の労働相談の現状を聞かせていただき、労働相談がとても多く職種問わず厳しい状況をしりました。
 続いて中央本部の松本書記長の地方港の実情をお話しいただき、地方港の問題、労働組合を取り巻く環境を学ぶ事ができました。そして分散会の意見交換会では、1、組織拡大、2、組織強化、3、組織のコミュニケーションと運営の3つの議題で話し合いました。ティッシュをいれたビラ配りなどを継続し、またインターネットやFace bookを活用した青年部のホームページを新しく取り入れるという意見がありました。やはり、組合活動を継続し行動や交流が大切だと思いました。
 私は、今回初めて青年対策交流会議に参加させて頂きましたが分からない事ばかりでもっと勉強し、この3日間、学んだことを今後の活動に活かし頑張っていきたいとおもいます。

第16回青年対策交流会議に参加して

四国地方香川県支部 辻 健一

 二月十六日から十八日にかけて、第十六回全港湾全国青年対策交流会議に参加してきました。まず三島川之江港の指定港化問題について、四国地本の長尾委員長に講演していただきました。非指定港であることから、荷役料金が低く設定されていて、いろいろな企業が三島川之江港を利用する事から、他港かに入るはずだった船やコンテナが奪われ他港の仕事量が減少している事や、低コストのため人員カットされて、少ない人数で作業させられている事により負担が増え労働災害が多発している事や、労働災害隠しを強要したりなど様々な問題が三島川之江港内で起こっている現状を知りました。地元企業や地域の人々の反発もあり厳しい状況ではありますが、我々の生活にもつながる事なので、一日も早く三島川之江港の指定港化を願って行動していきます。
 次に、丸久闘争について北野静雄さんに講演していただきました。奥村さんの事故は何故起きたのか?トラック運転手の過酷な労働実態を知りました。
 二日目には、ユニオン分会の実態と労働相談について、河村洋二さんに講演していただきました。企業が抱える余剰人員である企業内失業者の事、不払い残業問題、増え続ける非正規労働者と格差の拡大、そして新自由主義政策による規制緩和の影響などを学びました。
 次に地方港の実情について、中央本部松本書記長に講演していただきました。規制緩和による新規参入に対する闘いで、日本海地方での十波に渡るストライキなど、横のつながりの大切さを実感しました。
 そして各班に分かれて分散会を行いました。議題は、「組織拡大」「組織強化」「組織のコミュニケーションと運営」についてです。まず組織を拡大する為には、組織を強化する事からだろうという事になりました。それには、個々の意識を高めていく事が組織強化につながっていくという事、そのためには支部の執行委員会や様々な行動に、積極的に参加し有意義な行動をしていく、また来たくなる様な色々な交流の場を作っていく、各支部をまとめる事で地方がまとまり、そこから横のつながりが生まれると言う事です。我々が全港湾の事をもっと理解し、良さやメリットを労働相談に来た人や末端の組合員に、親組織と連携して理解してもらう事で、それが友人や知人など輪が広がり、組織の拡大、そして強化へと繋がっていくのではないかということです。組織のコミュニケーションと運営については、フェイスブックなどを利用し、全国の仲間と情報交換していく事、部長単位での連携を密にしていくことなどです。
 最後に、今回青年対策交流会議に参加してみて、たたかう労働組合として我々のより良い労働条件を勝ち取ってくれてきた先代達が作り、守ってきた全港湾という組織をこれからは自分達それぞれが、守り、発展させ、そして次世代に継承していく事の大切さを学びました。

第16回青年対策交流会議に参加して

四国地本香川県支部  大西 誠

 昨年の沖縄での青年対策交流会議に続き、今回徳島での開催となった青年対策交流会議に参加させていただきました。
 初日の講演で愛媛県の三島川之江港の指定港化問題について四国地本の長尾委員長を講師に迎え、指定港化を拒否し続ける四国中央市や企業の思惑を詳しく知ることができました。また三島川之江港で働く人達の職場環境や労働条件が他の港と比べてどれぐらい悪いのかという事も知る事ができました。周辺の港から仕事を取るために労働者を安い賃金で長時間労働させたり、作業中に起こった労働災害を隠したり、また協力会社に労働災害の隠ぺいを強要したりとやりたい放題な事がまかり通っている事実も改めて詳しく知ることができました。
 2日目午後からの分散会では、組織の拡大、強化、コミュニケーションを議題とし、話し合いました。その分散会の中で気になった発言が今現在不当に解雇させられ闘争中という方の話で、その方の会社は、解雇を強行し闘争中の裁判から逃げるために偽装倒産を行ってきたというものでした。今までの自分の認識の中では偽装倒産というのは、経営状態に問題のない会社はこういう事は行わないものだという認識でしたがこの会社は、倒産した会社から譲渡されただけで倒産した会社とは無関係といい、裁判にも出てこない状態だというものでした。しかしこういう会社からのいやがらせを受けても闘争中のこの方達からは、最後まで戦い抜くという意識の高さを感じました。この話を聞いていて自分の支部にも今現在、闘争中で組合員に圧力をかけ組合を脱退させ、組合に所属している者には不当業務配分を行っている会社があるのですがこの会社もいつ偽装倒産をしかけてきてもおかしくないのだと思いました。こういう偽装倒産や組合員へ圧力をかけ脱退させる、不当業務配分などを会社に撤回させるのにも全員が組合員かそうでないかで組合から会社への発言の影響力は全然違ってくると思いました。
 今回、青対で学んだ事、感じた事などを同僚、後輩、他組織の方に知ってもらえるよう伝えていきたいと思いました。