全国港湾秋の中央行動、行政/ユーザーと交渉

11月14日、15日、全国港湾・港運同盟の共催による19年秋の中央行動がおこなわれ総勢150名程が参加した。19秋年末行動は、港湾の体制的「合理化」に反対し雇用を守ろう!をスローガンとし、14日には国交省、厚労省、15日には経済産業省、外船協、日本貿易会と交渉をおこない「港湾政策並びに港湾労働に係る申入れ」、「港湾労働政策に関する申入れ」をおこなった。消防庁については二十日に交渉をおこない「危険貨物等の取り扱いに関する申し入れ」をおこなっていく。また、15日には衆議院議員会館内にて決起集会を開催、立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会民主党より激励の挨拶を受けた。そして、短い時間ではあったが、港湾政策要求についての懇談をおこない意見交換した。


全国港湾第12回定期全国大会開催

産別最賃問題は中労委へ救済申請の方向を確認

全国港湾は、9月18日、19日、シーパレスにおいて第12回定期大会を開催した。大会にはオブザーバーを含めて289名が出席、全港湾からは54名が出席した。来賓には港運同盟、ITF東京事務所、こくみん共済が出席、大会議長団は石渡代議員(検数労連)と川崎代議員(大港労組)が務めた。
役員については松本中央執行委員長代行(全港湾)、柳野中執(全倉運)、瀬川中執(全倉運)、山田中執(全日通)、高野中執(全日通)の5名が退任、新執行部については糸谷中央執行委員長(日港労連)、柏木中央執行委員長代行(日港労連)、真島副委員長(全港湾)、竹内副委員長(日港労連)、遠藤副委員長(検定労連)、瀬戸副委員長(検数労連)、玉田書記長(全国港湾)、市川書記次長(検定労連)の体制となった。
大会においては様々な課題についての議論が熱心におこなわれた。懸案となっていた産別最賃回答拒否の問題については、中央労働委員会に不当労働行為救済申請をおこない、再度、中央労働委員会の判断を仰いでいく方向性を確認した。
全国港湾第12回定期大会 大会宣言


全港湾第90回定期全国大会開催

全日本港湾労働組合の第90回定期全国大会を、9月11日、12日の2日間、シーパレスにて開催した。全国から大会代議員89名、中央本部役員19名、傍聴者を含め237名が出席、議長団は宇野克巳代議員(関西)、竹森将一代議員(四国)が務めた。役員については改選はなかったが、全国港湾の委員長代行を務めていた松本耕三特別中執が退任し、全港湾の顧問に就任した。
議案については、本部案を支持する立場からの発言が相継ぎ、各地方の代議員・特別代議員延べ43名から、意見・質問・提案などの発言を受けた。そして、大会に提出された議案は全て可決され、更なる運動の前進に邁進していくこととなった。最後に、大会宣言を採択し、真島委員長の団結がんばろうで締めくくった。
全港湾第90回定期全国大会 大会宣言


放射線量検査問題とRTG遠隔操作化導入補助問題等で、急遽、中央港湾団交開催

9月5日、放射線量検査の問題とRTG遠隔操作化導入補助(港湾機能高度化施設整備事業)の問題、及び「はくおう」の臨時寄港問題、関連専業の労働環境整備の問題で、急遽、中央港湾団交が開催された。

〔放射線量検査問題について〕
組合側より改めて、労働者の安全と健康を守るため、2011年の暫定確認書に従い検査体制を維持するよう強く求めた。

〔RTG遠隔操作化導入補助の問題について〕
労働対策、雇用対策をどうするかの具体的プランが全くなく、雇用対策等を担保する具体案が全くない以上、RTG遠隔操作化導入には断固反対と訴えた。そして、この問題は全国の問題であり、議論は中央労使協議でおこなうよう訴えた。

〔「はくおう」の臨時寄港問題〕
「はくおう」が釧路港に臨時寄港するとの情報が入ったため、業側に経緯詳細を組合側より求めた。この件については文章で通知があった旨の報告を受けた。

〔関連専業の労働環境整備の問題〕
港湾春闘において確認された、関連専業の労働環境整備を早急に具体的におこなうとの約束を早急に進めるよう求めた。


第9回中央港湾団交開催、仮協定書・確認書を締結

第9回中央港湾団交開催、仮協定書・確認書を締結
懸案の産別賃金・独禁法問題は大会で判断へ

7月25日、小団交の開催で休会となっていた中央港湾団交が再開され、第9回中央港湾団交として開催された。
冒頭、業側より、前回の団交時に議事録確認した、アライアンスに係る港湾事業の業域と港湾労働者の職域について、65歳定年制度について、港湾年金の支給要件について、労災企業補償制度についての修正回答が煮詰まってきたので、本日団体交渉の再開をお願いしたとして、仮協定書(案)が読み上げられた。また、事前協議違反問題については春闘要求とは切り離しての別立ての確認書(案)が示された。
組合側は、この回答について一定評価できるとし、休憩をとって検討をおこなった。その結果、一部分文言修正はするが、合意できるものであるとし、16時10分、仮協定書と確認書を締結するとした。署名・押印については、一部分の修正をしたのち後日正本配布するとした。そして、小団交の間、延期としていた日曜日ごとの就労拒否についても16時10分解除するとし、19港湾春闘は終結となった。

最後に、この数年間解決の糸口が見いだせずにいる産別賃金・独禁法問題については、全国港湾は今度の定期全国大会において十分な討議をした上で態度決定したいとしている。


夏季一時金、昨年実績を下回る結果に【終報】

速報分会妥結額平均483、102円(-11、633円)
闘争分会妥結額平均463、192円(- 5、359円)

夏季一時金が概ね終結した。港湾春闘長期化の影響で、夏季一時金の回答も例年より若干遅れたが、最終的に昨年を下回る額での終結となった。
7月23日現在、速報分会では、140速報分会中129分会(92%)に有額回答が示され、速報分会の回答額平均は483、433円、妥結した分会は126分会で妥結額平均は483、102円となった。昨年妥結額実績494、735円より11、633円下回る結果となった。
全闘争分会では、318分会中278分会(87%)に有額回答が示され、闘争分会の回答額平均は461、030円(1.65ヶ月)となり、昨年同時期を7、096円下回った。回答を受けた分会のうち274分会(99%)が妥結しており、妥結額平均は463、192円となった。昨年の妥結実績468、551円より5、359下回る結果となった。
faxn1903


全港湾夏季一時金闘争、有額回答出始める

7月1日現在、
速報分会回答額平均 506、736円
闘争分会回答額平均 478、824円

19春闘の影響により夏季一時金の回答も例年より遅れ気味となっていたが、ようやく夏季一時金の回答も出始めた。東北地方、関東地方、東海地方、関西地方、九州地方で有額回答が進んでいる。
faxn1901


全国港湾が中労委あっせんを取り下げ

全国港湾が中労委あっせんを取り下げ
次のステップに進む準備へ

6月20日、中央労働委員会において港湾産別賃金問題での第4回目のあっせんがおこなわれた。しかし、業側は中央労働委員会が示してきたあっせん案を受諾することはできない旨を繰り返すに留まり、あっせん受諾の見通しが全くつかないことから、全国港湾はあっせんを取り下げた。全国港湾は、今後、次のステップに進む準備をおこなっていくとしている。


全港湾の19春闘個別賃金交渉〔終報〕

回答額平均3、754円(回答率74%)
妥結額平均3、907円(妥結率81%)

全港湾の個別賃金闘争は、全闘争分会の74%が有額回答を受けたが、まだ残り26%の分会が回答待ちの状況となっている。納得できる回答額を目指して各地方賃金交渉が続けられているところではあるが、まもなく夏季一時金闘争への切替準備となってくること等から、不本意ではあるが、本日5月17日現在をもって19春闘の集計を終了とする。また、合わせて今年から春闘集計データベースの変更もおこなったことから、19春闘の回答額に関しては前年対比をおこなわず、金額の発表のみとさせていただく。
faxn1817


中央港湾団交、議事録確認で再スタート

小団交開催で課題点を整理、後日団交再開へ
日曜日毎の就労拒否行動は当面延期の措置
第8回目の中央港湾団交が5月9日に開催された。ゴールデンウィーク期間中、一時休戦となっていた中央港湾団交が再開され、業側からどんな回答が出されるかが注目となっていた。
団交冒頭、業側より、産別制度賃金の問題と事前協議制度違反の問題につては時間を要することから、小人数での小団交を開催して解決策を模索することとし、中央港湾団交については長期休会として、見通しのついた段階で改めて第9回目の中央港湾団交を再開する形にさせてほしいとの提案があった。そして、小団交開催期間中は日曜日毎の就労拒否・荷役阻止行動については延期してほしいとの求めがあった。また、19春闘諸要求の内、アライアンスに係る港湾事業の業域と港湾労働者の職域について、65歳定年制度について、港湾年金の支給要件について、労災企業補償制度についての回答が示された。特に港湾年金の支給要件については、65歳の誕生日までを支給要件の対象とするとの回答があった。そして、以上の点について議事録確認する形ではどうかと(案)文が示された。
この回答に対し、全国港湾の糸谷委員長は「ようやくスタートラインに立てた」ことは評価するとしたが、まだまだ回答としては不十分であるとし、産別制度賃金、事前協議制度違反の問題は大変重要な問題であり、この問題についての見通しがつかない限りは妥結はあり得ないとし、休憩をとって組合側の意見集約を図った。
その結果、現段階で産別制度賃金の問題と事前協議制度違反の問題の解決を図ることは非常に困難との判断から、小団交での交渉に応じることとし、その間は日曜日毎の就労拒否・荷役阻止行動(5月12日、日曜日以降)について延期をするとした。業側の示した議事録確認(案)についても了承するとした。ただし、議事録確認(案)は、あくまで今後交渉を重ねていくスタートのものでありゴールではない、事前協議違反問題でも沖縄で再び違反が起きれば、その時は行動に入ることもあり得るものである等々の諸注意を合わせて確認し合意とした。最後に、第1回目の小団交を5月14日に開催することを確認した。
faxn1815
19春闘第8回中央港湾団交 議事録確認